海外に住む人が不動産を売る

年末のまとまった登記申請が続々と完了していきます。

今月は不動産売買決済も多く、そこに贈与の手続きなども加わり、とにかく慌ただしい年末になりました。

 

そのうちの1つ、半年前より動いていた海外に住む日本人が所有する国内の不動産を売却する手続きが完了しました。

いまの時代、登記はネットで申請し、登記が完了すると法務局より「手続き終了」のメールが届きます。

どんなに慣れた手続きでも、このメールは嬉しいもの。

 

不動産を売るときには印鑑証明書が必要。でも、日本に住所がないと印鑑登録ができないので、

海外の現地領事館で署名証明書(サイン証明書)を取得してもらいます。

領事館は予約が必要だったり、地域によっては自宅から領事館まで車で半日かかったり、

国際郵便で書類のやり取りをしたり、提出してもらった書類の内容が決済日の変更によって修正が必要になったらどうしようと悩んだり・・・

この半年間、常に頭の片隅にあった印象的な手続きになりました。

 

 

今回は、親しい不動産仲介業者と、これまた親しい土地家屋調査士とチームで動きました。

1つの案件をチーム一丸となって滞りなく完了させられた喜びも大きな財産です。

さて、打ち上げだ~!!